2026/11/06 09:30
ブルース・スプリングスティーンが、1975年12月31日に米フィラデルフィア郊外のタワー・シアターで行ったニュー・イヤーズ・イヴ公演を収録したライブ・アルバム『ライヴ・アット・タワー・シアター1975』が、2026年12月4日に発売される。
本作は、アルバム『明日なき暴走』で世界的な成功を収めた1975年の最後の夜に、アッパー・ダービーのタワー・シアターで行われた公演を完全収録したものだ。3,000人の観客を前に、当時26歳のスプリングスティーンがEストリート・バンドとともに約2時間半にわたって披露した全18曲が収められている。当時の最新作『明日なき暴走』からは、「夜に叫ぶ」「凍てついた十番街」「彼女でなけりゃ」「明日なき暴走」「裏通り」「ジャングルランド」「涙のサンダー・ロード」と、アルバム全8曲中7曲を演奏した。
「凍てついた十番街」は、アルバム版のバンド・サウンドとは異なり、ロイ・ビタンのピアノを中心に据えたスローなアレンジで披露。終盤には、スプリングスティーン、ロイ・ビタン、ダニー・フェデリーシの3人による「涙のサンダー・ロード」も収録されている。
「82番街にこのバスは停まるかい?」は、この日を最後に1993年まで18年間演奏されず、「マウンテン・オブ・ラヴ」も2008年まで約33年間セットリストから外れることになる。アニマルズの「イッツ・マイ・ライフ」のカバーも収録されており、『明日なき暴走』から『闇に吠える街』へと向かうスプリングスティーンの視点の変化がうかがえる。さらに、13分を超える「ロザリータ」や、「デトロイト・メドレー」の演奏中にカウントダウンから1976年を迎える瞬間、アンコール後半の「クォーター・トゥ・スリー」、フィナーレの「ツイスト・アンド・シャウト」も収められている。
本公演は当時16トラックのマルチトラック録音が行われており、今回そのオリジナル・アナログ・マスターから、近年のスプリングスティーン作品でも採用されているプランジェント・プロセス(アナログ・テープに記録された音をより忠実に再現する音声修復技術)による最新のトランスファーとリマスターが施された。タワー・シアター公演の公式CD化は今回が初となる。
日本盤CDのブックレットには、エリック・フラニガンによる英文ライナーノーツの翻訳に加え、五十嵐正による日本版ライナーノーツと曲目解説、三浦久による歌詞、対訳、曲間のトークの日本語訳も収録される。
なお、本作はLP4枚組で、11月27日に開催される【RSD Black Friday】にて限定発売される。
◎リリース情報
アルバム『ライヴ・アット・タワー・シアター1975』
2026/11/27 RELEASE
<限定盤(4LP/【RSD Black Friday】限定)>
2026/12/4 RELEASE
<日本盤(2CD)>
SICP-6867~8 3,740円(tax incl.)
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